ただし、絶対に叱ってはいけないと考えてしまうと、親の気持ちにも無理が生じてきます。そうではなくて、「なぜ子どもがそのような行動を取るか」「なぜそう言うのか」「何を欲求しているのか」視点を変えて子どもの立場でその背景に隠された意味を考えてみてください。親として子どもの弱い部分を正しく理解して、子どもが理解できる方法を工夫して指導しましょう。
- ・一度に沢山指示はせず、本人に分かりやすい言葉で指示しながら、親が見本を見せる
- ・聴覚障害などの場合、紙に書くなど視覚的に分かる方法を考える。視覚障害などの場合は、文字や文章などを拡大コピーし、文字や行の間隔を工夫して1文字1文字を見やすくする。
- ・「ちゃんとできたね」等抽象的な褒め方は避けて、「~ができたね」という風に具体的な言葉で褒めて努力する気持ちを上手に育てる。