小学校低学年の場合は宿題の程度も難しくなく、自分で回答が書けなくても、周囲からの少しの援助で完成できるでしょう。逆に高学年になれば子どもの能力とかけ離れた宿題が出され、回答は親がひねり出し、子どもは答えを書くだけといったことがよくあり、疑問を感じざるを得ません。 様々な意味で自立しなければいけない時、逆に自立しようとする芽を摘んでしまうことにつながりかねないからです。
与えられた課題が本人だけの能力では無理な場合、担任の先生に相談し、宿題の量を減らしてもらったり、本人の能力に合わせた内容の別メニューの宿題を出してもらうなどの配慮を求めて見ると良いでしょう。
また、学習を習慣づけるためには、次のような工夫をしてみます。
- ・学年のレベルにとらわれずに、本人のできることから
- ・本人のできる方法で(おはじきを使う等)
- ・本人に合ったスピードで(毎日何分・何問ずつ)