就労が長続きしないのはどうして? 普通の人でもトラブルはあるものですが、LDの場合には働く側だけではなく雇用側も不慣れなために問題が生じます。雇用側の問題として、厳しすぎること、一度に何でもさせようとすること、差別的な扱いをすること、賃金に関することが挙げられます。一緒に働く人の理解が得られないのも問題に挙げられます。雇用側からの問題点として下記が挙げられます。 ・社会人としてルールを守ることの必要性、重要性が理解できにくく、守れない ・自分から周囲の人たちに対応しにくく、人間関係が上手くいかない ・長時間の仕事に耐える体力がない ・お金の計算や時間管理が上手くできない ・日常生活の生活リズム、自己管理が苦手 ・切り替えや柔軟な対応ができない これらの問題に向けて準備・訓練しておけば長続きする就労が可能だと思います。 また、就労を決定する段階で条件や約束を双方が十分納得していることが大切です。トラブルが生じた時には一人で悩まず、公共職業安定所や地域障害者職業センター、福祉事務所などに相談しましょう。 雇用側と問題が起きた場合はどうすれば良いでしょうか? 就労の相談や就労の援助をする機関はどのようなものがありますか? 職業能力の適正はどこで調べれる?