日本で
LDが注目されるようになって10年余りが経過し、ようやくその存在と理解が広まってきました。これに伴って
安定した療育を実施するための正確で適切な情報や助言を得られる機関が増えています。
就学前の子どもには
市町村の保健所や児童相談所が関わることが多いでしょう。
その後の療育については通園施設や療育センターで援助が受けられます。
就学時には教育委員会、教育相談センターがあり、LDのための教育講座や資料を提供してくれます。
日本赤十字社やYMCA、さらにボランティア協会などの支えも子どもが社会性を身に付け、成長するために大きな力になっています。
対等な立場で沢山経験を積むことが親子で共に成長し、
将来の子どもの自立に向けての基礎になります。
いろいろな行事に積極的に参加し、情報を入手し、活かし、伝えていくことが必要であり、大切です。